はじめに
今回は、EC-CUBEをお使いの事業者様向けに、現在使用しているバージョンを確認する方法をご紹介します。
例えば「バージョンアップの検討のために現在のバージョンを知りたい」「導入したいプラグインが対応しているかを確認したい」といったような事情があって、情報をお探しの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、EC-CUBE2系、3系、4系それぞれのバージョン確認方法を紹介しますので、お困りの方は是非とも参考にしてください。
現在のバージョンを確認できる方法は2通り
EC-CUBEの現在のバージョンを確認する方法は、基本的に2通りあります。
- 管理画面上で確認する方法
-
各サイトの管理画面にログインして確認する方法です。EC-CUBE管理画面にログインできる状態であれば確認可能です。
所定の画面に現在のバージョンが表示されます。(確認できる画面はメジャーバージョンごとに異なります) - ソースコード上で確認する方法(技術者向け)
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EC-CUBEを構成するファイルのソースコード上で確認する方法です。ソースコードの中身を確認する必要があるため、FTP接続やSSH接続といった方法でサーバーにアクセスできる状態であることと、そういった操作やソースコードを読むことに慣れている技術者向け(経験者向け)の方法となります。
所定のファイルに現在のバージョンが表記されています。(対象のファイルと表記箇所はメジャーバージョンごとに異なります)
確認したい方の技術レベルに関係なく、手っ取り早く確認できるのは「管理画面上で確認する方法」です。
諸般の事情ですぐに管理画面にログインできないなど、上記対応が難しい場合は「ソースコード上で確認する方法」をお試しください。
現在のバージョンを確認する方法(メジャーバージョン別)
EC-CUBE2系
管理画面上で確認する方法
管理画面ログイン後の「ホーム」画面で、「システム情報>EC-CUBEバージョン」の欄に現在のバージョンが表示されます。

ソースコード上で確認する方法
下記のパスに配置されたファイルに現在のバージョンが記述されています。
[EC-CUBEの設置ディレクトリ] data/class/SC_Initial.php
該当ファイル内で、下記の記述を探してください。
class SC_Initial {
// {{{ cunstructor
/**
* コンストラクタ.
/ function SC_Initial() { /* EC-CUBEのバージョン */
define(‘ECCUBE_VERSION’, “2.12.5“);
}
実際の環境やカスタマイズ状況によっては、上記のパスにファイルが存在しなかったり、記述の場所や内容が異なる場合もあります。
参考:ソースコードによるEC-CUBEのバージョン確認方法(EC-CUBE公式資料)
EC-CUBE3系
管理画面上で確認する方法
管理画面ログイン後に、「設定>システム情報設定>システム情報>EC-CUBE」の欄に現在のバージョンが表示されます。

ソースコード上で確認する方法
下記のパスに配置されたファイルに現在のバージョンが記述されています。
[EC-CUBEの設置ディレクトリ] src/Eccube/Common/Constant.php
該当ファイル内で、下記の記述を探してください。
namespace Eccube\Common;
class Constant {
/**
* EC-CUBE VERSION.
*/
const VERSION = ‘3.0.18‘;
参考:ソースコードによるEC-CUBEのバージョン確認方法(EC-CUBE公式資料)
EC-CUBE4系
管理画面上で確認する方法
管理画面ログイン後に、「設定>システム設定>システム情報>EC-CUBE」の欄に現在のバージョンが表示されます。

ソースコード上で確認する方法
下記のパスに配置されたファイルに現在のバージョンが記述されています。
[EC-CUBEの設置ディレクトリ] src/Eccube/Common/Constant.php
該当ファイル内で、下記の記述を探してください。
namespace Eccube\Common;
class Constant {
/**
EC-CUBE VERSION.
*/
const VERSION = ‘4.0.3‘;
参考:ソースコードによるEC-CUBEのバージョン確認方法(EC-CUBE公式資料)
【補足】バージョンアップが必要な場合の対応方法
2025年12月現在、最新バージョンは「EC-CUBE4.3.1(4系)」です。
これまでにリリースされた各メジャーバージョンとその時期は下記の通りで、基盤となるフレームワークの変更など、システム構造が大きく変わるタイミングでアップデートを重ねてきました。
| バージョン | リリース時期 |
|---|---|
| EC-CUBE1系 | 2007年2月14日リリース(正式版) 出典:株式会社ロックオン、オープンソース、ECパッケージ『EC Cube(イーシー・キューブ)』をリリース(valuepress) |
| EC-CUBE2.0(2系) | 2007年12月4日リリース(正式版) 出典:株式会社ロックオン、日本発ECオープンソース『EC-CUBE Ver.2.0』の正式版をリリース(valuepress) |
| EC-CUBE3.0.0(3系) | 2015年7月1日リリース 出典:EC-CUBE3.0.0をリリースいたしました。(EC-CUBE公式) |
| EC-CUBE4.0.0(4系) | 2018年10月11日リリース 出典:EC-CUBE4.0.0をリリースいたしました。(EC-CUBE公式) |
現在のバージョンが最新バージョンではない場合、そのまま運用を続けることは、さまざまなリスクを伴うので注意が必要です。
脆弱性対応が済んでいない危険な状態のまま放置されてしまう、サーバー環境との不整合で突然サイトに不具合が起きる、クレジットカード決済において導入が義務化された「EMV 3-Dセキュア(3Dセキュア2.0)」に対応できないなど、生じる問題は年々深刻化しています。
EC-CUBEバージョンアップの必要性や対応手順については、下記の記事で詳しく解説しています。最新バージョンをご利用でない方、バージョンアップを検討中の方は、是非とも一度お読みください。

最後に
EC-CUBEのバージョン確認方法について、2系・3系・4系それぞれの手順についてご紹介しました。
現在のバージョンが最新版ではなかった場合、セキュリティリスクや運用上の問題を避けるためにも、早めのバージョンアップ対応をご検討ください。
特に、現在も2系・3系をお使いの方は、サポート状況やセキュリティ面を考慮して、4系へのいち早い移行をお勧めします。バージョンアップの進め方についてのご不明点や、お見積りのご相談は、株式会社カラフルクローバーまでお気軽にお問い合わせください。


